私たちのビジョン:青い地球との共生
私たちは、海の無限の可能性を深く尊重し、それを人類の持続可能な未来のために活用することを使命としています。地球上の生命の起源であり、未だ多くの謎を秘める海洋は、食料、エネルギー、医薬品など、人類の未来を支える新たな資源の宝庫です。Nami Coreは、革新的なテクノロジーを通じて、食料問題の解決、人々の健康増進、そして地球環境保全という喫緊の課題に対し、海からの叡智と技術で具体的な答えを届けます。生命科学と工学の知見を融合し、海と共存するより良い社会を築き上げていきます。
このビジョンのもと、私たちは常に倫理的かつ持続可能な方法で研究開発を進め、海洋資源の貴重さを次世代に伝え、守り抜くことを誓います。
革新を支えるコア技術
私たちの多岐にわたる専門技術が、海洋産業の新たなスタンダードを築きます。
AI駆動型養殖ソリューション
リアルタイムの水質データ、海水温、溶存酸素量、CO2濃度などを継続的に測定し、魚群の行動パターンや成長速度をAIが精密に解析します。これにより、給餌の量とタイミングを最適化し、飼料コストを大幅に削減。さらに、疾病の兆候を早期に検知・予測することで、大規模な被害を未然に防ぎ、抗生物質の過剰使用を抑制。環境負荷を最小限に抑えながら、持続可能かつ高効率な水産養殖の実現に貢献します。
海洋生物由来バイオ素材
海藻類から抽出される多糖類や、エビ・カニの甲殻から得られるキチン・キトサン、さらには特定の海洋微生物が生産する生体高分子を高度なバイオプロセスで加工。生体適合性が高く、耐久性・伸縮性に優れた次世代の医療用素材(縫合糸、人工皮膚)や、自然環境で速やかに分解される高機能な生分解性プラスチックを開発しています。石油化学製品への依存を減らし、マイクロプラスチック問題の解決にも寄与する循環型経済への貢献を目指します。
自律型水中ドローン
Nami Coreが開発した自律型水中ドローンは、光学センサー、ソナー、水質分析センサー、DNAサンプリング機能など、多種多様な高解像度センサーを搭載。人間の介入が困難な深海や極地の海域においても、数ヶ月間にわたるミッションを自律的に遂行します。これにより、未解明の深海生態系のマッピング、希少な海洋生物種の探索、海底資源の非破壊探査、そして水没したインフラの精密検査まで、環境アセスメントや資源評価の精度を飛躍的に向上させ、広範な科学的データを収集します。
海洋創薬プラットフォーム
世界中の深海や極地から採取された数万種に及ぶ海洋微生物のサンプルから、独自のバイオインフォマティクス技術とハイスループットスクリーニングシステムを駆使し、新たな生理活性物質を発見するプラットフォームを構築。既存の抗生物質に耐性を持つスーパーバグへの対抗薬、難治性がんやアルツハイマー病など、これまで治療が困難だった疾病に対する新しい医薬品のシーズを探索・同定します。生命の多様性の宝庫である海から、人類の健康に貢献する革新的な医薬品を生み出します。
持続可能性へのコミットメント
生態系保護
当社の研究開発から製品化までの全プロセスにおいて、海洋生態系への影響を最小限に抑えるよう、厳格な環境評価基準と手法を採用しています。バイオテクノロジーの力を活用し、生物多様性の保全と持続可能な海洋資源利用のバランスを常に追求します。
資源の循環利用
持続可能な養殖プロセスから生じる海藻残渣や魚類の未利用部位などの副産物を、独自の技術で新たな機能性バイオ素材や高品質肥料へとアップサイクルしています。これにより、廃棄物ゼロを目指すだけでなく、資源の有効活用を通じて循環型社会の実現に貢献します。
CO2排出量削減
Nami Coreが開発するAI駆動型養殖システムやバイオ素材製造プロセスは、従来の工業生産に比べエネルギー効率が非常に高く、ライフサイクル全体でのカーボンフットプリントを大幅に削減します。地球温暖化対策に貢献し、よりクリーンな未来を創出します。
研究開発パイプライン
未来を形作る、現在進行中のプロジェクト。
フェーズ1: 基礎研究
深海微生物のゲノム解析と機能性化合物の探索
進行中フェーズ2: 応用研究
新規抗がん物質の特定と前臨床試験
進行中フェーズ3: 製品開発
藻類由来の生分解性包装材のプロトタイピング
検証段階商業化準備
AI養殖システムの商用版Ver.2.0
最終テスト中会社概要
- 会社名: 株式会社Nami Core
- 設立: 2018年4月1日
- 代表者: 代表取締役 鈴木 海斗
- 所在地: 〒107-0052 東京都港区赤坂7-23-1
- 連絡先: 電話: +81-3-4579-8801 / Email: info@namicore.jp
- 事業内容: 海洋バイオ技術の研究開発, AIを活用した持続可能な養殖ソリューションの提供, 海洋由来の医薬品および新素材開発
お問い合わせ・アクセス
私たちの技術や事業にご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご連絡ください。